子ども達のために僕らができること

破天荒な小学校教員が言いたいことを言うブログ

この前見た夢の話

この前、胸が熱くなるすごーーく壮大なを見ました。第2回目にして夢の話ですよ。この先が思いやられますね。

でも本当に起きた時に胸が熱くなったので書かせてくださいね。
夢をそのまま書くと支離滅裂なので脚色してます。時代考証もめちゃくちゃです。というわけで…

 

舞台は飛鳥時代

                                          f:id:neirumu:20180729231604g:plain



 聖徳太子亡き後、天皇中心の政治は崩壊した。聖徳太子の生前、その政治を補助していた蘇我氏が絶大なる権力を握り、己の欲望のままに振舞っていた。

 役人の腐敗も横行し、民衆は不当に搾取され、貧しく苦しい生活を強いられていた。

 都では、口減らしのために捨てられた子どもたちが路上の脇に横たわり、虚ろな目をして死を待っていた。
下級役人として民衆の暮らしを監視する中道は、そんな現状を憂い、何とかしなければならないと常に思っていた。しかし、子どもたちやその親たちに何もしてやれず、悶々とした日々を過ごしていた…。
 

 

 

 そんなある日、中道の仕事場に新しい上司となる上級官僚が赴任してくる。実はこの官僚。名を中大兄皇子と言い、身分を隠して都の様子を視察にきた皇族だったのである。

 そんな人物とは露ほども思わない中道は、この上級官僚も汚職と腐敗にまみれた都の役人に違いないと警戒していた。というのも、中道は、役人が民衆から搾取し、溜め込んでいた麦や米を密かに盗み出し、飢えに苦しむ人々に配り歩いていたからである。

 また、都の外れにある打ち捨てられた【あばら屋】で路上にいた子どもたちを匿い、僅かな食事と寝床を提供していた。

 もちろんどちらも重罪。他の役人に知られれば口止めのために多額の賄賂が必要となる上、子どもたちにはどんな罰が与えられるか考えるだけでも恐ろしかった。

 しかし、そんなことを誰にも知られず続けられるわけがなかった。

 いかに腐敗した役人といえど、貯蔵庫の食料が何者かに盗み出されていることに気付いたのである。幸い、元が杜撰な管理で、たった一人の見張りも年中眠っているような者であったため、中道が犯人であると発覚することはなかった。しかし、貯蔵庫には厳重に鍵がかけられ、見張りの兵は5倍に増員された。そのため、再度忍び込むことは絶望的な状況となってしまった。

 このままでは、また多くの人々が飢えによって死んでしまう。もちろん、あばら屋にいる子どもたちもだ。貯蔵庫から食糧を調達できなくなった中道は「せめて水だけでも…」と思い、夜な夜な都から離れた場所にある井戸へ行き、水をくんできていた。

 しかし、この井戸のある土地も【公地公民制】によって天皇の土地となったもの。つまり現在は蘇我氏のものであった。もし見つかれば役人といえど死刑である。

 それから数日が経った頃、中大兄皇子は、夜な夜な一人でいなくなる中道のことを不審に思い始めていた。

 ある夜。いつものようにいなくなる中道の後を、こっそりと尾行したところ、なんと蘇我氏の土地から水を盗み出しているではないか

 知られれば即死刑の重罪。しかし、何か理由があるはずと思い、皇子はその場で中道を捕らえず、尾行を続けることにした。

 すると都の外れにある一軒の【あばら屋】に到着した。役人の住まいにしてはあまりにも朽ち果てている。不思議に思い裏の戸口から中を覗くと、中には路上にいるような飢えた子どもたちが十数人ほどいるのが見えた。

 中道はその一人一人に汲んできた水を飲ませてやっている。

 なるほど。彼は子どもたちの世話をするために毎晩あのようなことをしていたのか…。さては貯蔵庫の件も彼の仕業であろう。あばら屋の様子を見た皇子は、何かを考えるようにその場を後にした。

 あばら屋の中では、まだ中道が子どもたちに水を与えていた。貯蔵庫から米や麦を手に入れられなくなったため、近頃の子どもたちは明らかに元気がなくなってきている。柄杓を口に運んでやっても、中々水を飲もうとしない。水を飲む力すらなくなってきているのだろう…。

 どうすれば、どうすれば良いのか…。

 苦悩しながらも、今は目の前の子どもたちに水を与えてやることしかできなかった。それから数時間が経ち、全ての子どもたちに水を飲ませ終えた時だった。あばら屋の外から声がした。

「中道よ。出てまいれ。」

 その声は中大兄皇子のものであった。ついにここの事が発覚してしまったのだ。よりにもよって上級官僚に!!

 
中道は懐の小刀に手をかけた。そして意を決して表に出た。

 
そこには中大兄皇子の姿があった。場合によってはこの小刀で……中道はそう思っていたが、中大兄皇子の手には、一升の米一桶の水があった。

「中道よ。すまぬ。今すぐにはこれだけしか用意できなかった。明日には十分な食糧と、更に多くの子どもたちが眠れる家を建て始めよう。」

 中道は、中大兄皇子が何を言っているのか、はじめ理解できなかった。呆然とする中道に皇子は続けた。

「中道よ。この子どもたちがもし字を読めれば、役人から出されるお触れが不当なものだと気づけるだろうか?」

「…は、はっ!必ずや!」

「では、算術ができれば、行きすぎた搾取に気づくことができるだろうか?」

「か、必ずやできるかと思います!」

自らの頭で考え、仲間と語り合い、自らの手で字を書くことができれば、真に正しい民のための法を作り出すことができるだろうか?

「必ずやそうなりましょう!!」

「中道よ。そなたの思い。しかと受け止めた。しかし、その実現のためには今の体制を大きく変えねばならんな…。中道よ。ついてきてくれるか?」

「どこまでも、お供させて頂きます!!」

こうして、蘇我氏打倒の必要性を改めて感じた中大兄皇子は、中臣鎌足を仲間に加え、見事蘇我氏を打倒し、様々な大改革を実現させていくのである。

これが後の『大化の改新』であった。

************

という夢だったのさ。(脚色はしてありますがストーリーはそのままです)

勝手に夢で見て、勝手に中大兄皇子に惚れる俺。最後のセリフかっこよすぎる。

皇子かっけえええええええええ!!!

                                              f:id:neirumu:20180729231454j:plain


なんだこの記事